【保守サポート】サービスのベストエフォート型・ギャランティ型
本日もＩＴ保守サポート用語集の中からいくつか抜粋して、詳しくご紹介したいと思います。
「ＩＴ保守サポート用語集」
既にご存じの方も、まったくサポートのことを知らない方もわかりやすくご紹介していますので、
ぜひ目を通していただけると幸いです。
本日の用語はサービスの形態について。
「ベストエフォート型」という言葉はご存じでしょうか。
最善の努力を尽くすよう努力することを表します。
何かしらの阻害要因がない場合において提供が可能であるサービスのレベルを意味します。
通信サービスや保守サービスなどで使われる用語です。日本語に翻訳すると努力目標ともよばれます。
通信ネットワークでも使われる用語で、速度上限はあるものの
最低速度の保証はされていないという意味で利用されます。
対義語には「ギャランティ型」があります。
こちらはサービスの品質が保証されていること。
どのような保障を行うかを定めた契約のことはSLAとよばれます。
品質が保証されているため、ベストエフォート型よりも価格は高くなります。
通信速度が専用回線になっていたり、障害発生時の際予備の中継路を用意されていたりと
信頼性の高いものを「ギャランティ型」とよびます。
日本語だと業域保障などともよばれます。
そして保証の内容に関する契約は上記で述べた「SLA」。
Service Level Agreementの頭文字をとったもので事業者同士で取り決める
サービスレベルに関する合意を意味します。
品質を保証する制度でもあり責任の所在や金銭的な問題を明確化します。
SLAは定期的に測定することが必要とされています。
その他「IT保守サポート用語集」では様々な用語をHPに掲載していますので、
ブックマークなどに入れて、ぜひご利用下さいね。
「IT保守サポート用語集」
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより
