無償提供オンライン学習コンテンツ一覧（順不同）

 
■オンライン塾「アオイゼミ」（Z会グループ）

Z会グループの葵は、オンライン塾「アオイゼミ」の中高生向け授業動画を無料で公開しました。公開期間は3月31日まで。スマートフォンアプリやPCブラウザで利用できる学習サービスで、講師が平日夜に毎日授業を生放送します。科目は、中学生向けが英語、数学、国語、社会、理科で、高校生向けは英語、数学、国語のみで、4000本以上の授業動画をアーカイブしています。
 
■個別学習支援システム「インタラクティブスタディ」（シャープ）

シャープマーケティングジャパンは3、個別学習支援システム「インタラクティブスタディ」のオンライン学習教材を無償提供すると発表しました。臨時休校中の小、中学校向けに展開します。国語、社会、算数／数学、理科、英語の5教科を取りそろえており、生徒は自宅のパソコンやタブレット端末からログインし、クラウド上の問題集を解くことで日々の学習が可能となります。
 
■オンライン学習アプリ「N予備校」（N高等学校／ドワンゴ）

通信制高校「N高等学校」（N高）とドワンゴは、オンライン学習アプリ「N予備校」を3月1日から無償で提供しています。オンライン授業の実施を検討する教員向けに配信ノウハウなどを教える無償サービスも開始します。スマートフォンやPCでオンライン学習ができるサービスで、受講できるプログラムは、大学受験コース（英語、数学、国語、理科、社会）、中学復習講座（英語、数学、国語）、プログラミングコース、Webデザインコース。ライブ配信の授業では、コメント機能で教員に質問もできます。
 
■「科学技術のデジタルコンテンツ」（科学技術広報研究会）

研究機関や大学などの広報担当者が所属する、科学技術広報研究会は、新型コロナウイルス対策として実施されている臨時休校中の小中高生に向けに、科学技術のデジタルコンテンツをまとめたページを公開しました。YouTubeなどで公開されている「エクリプスー日食とは」（国立天文台）、「アサガオの花色変化実験」（基礎生物学研究所）、「全地球史アトラス　1．地球誕生」（国立遺伝学研究所）などの映像コンテンツを紹介しています。ほかにも、ゲーム要素のあるコンテンツや、JAMSTEC 海洋研究開発機構による深海のVR映像などが紹介されています。
 
■教育プラットフォーム「Classi」（Classi）

Classiは、国内における新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、学校活動を休止する全国の高等学校のうち、教育プラットフォーム「Classi」を未導入の学校に対し、機能限定版を無償提供すると発表しました。対象校は、一部休止や予定を含む学校活動を休止中の、全国の国立・公立・私立の高等学校（中高一貫校、中等教育学校等を含む）。今回提供するのは、教員・学生・保護者向け「コミュニケーション（校内グループ）機能」、教員向け「コミュニケーション（校外グループ）機能」、学生向けの「EnglishCentral（Classi連携サービス）」と「学習動画機能」、問題コンテンツの配信や生徒の取り組み状況が確認できる「Webテスト」の5つです。
 
■「新型肺炎休校サポート LINEみらい財団」（LINEみらい財団）

LINEみらい財団は、日本数学検定協会、学研ホールディングス、市進ホールディングス、教育情報サービスと連携し、新型コロナウイルスの影響により、休校となった中高生向けに、5教科の学習動画などをLINE公式アカウント上で公開しました。スマートフォンなどで閲覧可能で、休校中の自宅学習の補助教材として利用可能です。国語・理科・社会の教材は、市進ホールディングスが制作し、配信しているコンテンツで、数学は、数学検定協会が監修し、教育情報サービスが開発した動画を提供。英語は、学研ホールディングスが運営する英語学習用の公式アカウントへのリンクが掲載されていて、友だち追加をすることで英語教材も無料で利用できます。
 
■オンライン学習サービス「スタディサプリ」（リクルートマーケティングパートナーズ）

リクルートマーケティングパートナーズは、オンライン学習サービス「スタディサプリ」を全国の小学校、中学校、高等学校に無償で提供すると発表しました。対象は全国の小学校、中学校、高等学校。3月3日正午から受付を開始し、利用期間はアカウント発行から4月30日まで。児童、生徒は、学校・団体利用向けスタディサプリの全機能が利用でき、学校、教師側は、先生向け教育支援ツール「スタディサプリfor TEACHERS」全機能が使えます。
 
■「ヤフーきっず おうち学校」（ヤフー）

ヤフーの運営する子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」は、小学1年生〜6年生の自宅学習を支援する「ヤフーきっず おうち学校」（PC版／スマートフォンブラウザ版）を開設しました。事前にフィルタリングをかけ、子どもが宿題の内容を検索した際に不適切な結果が表示されない仕組みです。小学校1年生〜6年生の学年別に動画や写真を使用した教科学習コンテンツを提供し、総合学習のテーマには「東京2020」「プログラミング」「情報」「お仕事」「環境」「福祉」も用意しています。
 
■児童書ストア「ヨメルバ」（KADOKAWA）

KADOKAWAは、児童書207冊の無料配信を始めました。外出を控えている子ども向けに、同社の児童書ストア「ヨメルバ」で4月5日まで公開します。児童文庫シリーズ「角川つばさ文庫」185冊をはじめ、漫画学習シリーズの「どっちが強い!?」「日本の歴史」などから22冊、計207冊を無料で公開しています。
 
新入学・新学期を控え、お子様も親御様も大変な時期であると思います。そんななか発生した新型コロナウイルスによる世界的な昨今の状況。今回、急遽無償提供された各種学習コンテンツをご紹介いたしましたが、このような状況が一日も早く終息することを祈るばかりです。
 

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