【ITニュース】プライベートクラウドの導入と提供
クラウドサービスは一般的になり、
その名前を知らない方が、いまや少数派となりつつあります。
最近では、そのクラウドサービスでも
「パブリッククラウド」と、「プライベートクラウド」の
2種類に分類されているようです。
パブリッククラウドは、私たちが通常利用するもので
不特定多数の利用者が対象となるものです。
逆にプライベートクラウドは、利用者を特定するもの。
自社内でシステムを構築し、企業内で利用。
最近では地方別々におかれているサーバーを、
一つの場所に集約するということも指しています。
別名は、企業内クラウドと呼んでいます。
こちらのプライベートクラウドを近頃、
導入する企業が増えてきているのです。
富士通エフサスがその一つ。
本社移転を機に、先日からプライベートクラウドを
自社構築して運用を開始しています。
「富士通エフサスがプライベートクラウドを全社で運用開始、TCOを30%削減」
(2011年11月22日マイナビニュース記事より)
全国に散らばるサーバーを、国内2拠点に統合。
運用担当者も減らし、消費電力を抑え
コスト削減に繋がりました。
ちなみにTCOとは、Total Cost of Ownershipの頭文字。
システムの導入や維持管理でかかる費用のことです。
プライベートクラウドにすることはコスト以外にもメリットがあります。
契機は、今年の大震災。
地方に置かれているサーバーやシステムが
自然災害にあった場合、大切な情報が欠損
損失してしまう可能性が高いのです。
また、企業を標的としたサイバー攻撃から守る、
という点で企業内で集約されていると効率的に管理が可能です。
現在は、日本たばこ産業や東芝も導入を決めています。
導入とは別に、プライベートクラウド構築支援サービス
の提供を開始する企業もあります。
「日本IBM、プライベートクラウド構築支援サービス–状況監視などの機能も提供」
(2011年11月25日ZDnet.Japan記事より)
パブリッククラウドとプライベートクラウドの連携や
仮想サーバーの稼働や配置状況も監視、管理を行います。
料金などは個別に見積もるそう。
より使いやすく、より安全に。
プライベートクラウドの需要は今後大きく広がりを見せています。
提供する側も、利用する側も、
上手にサービスを活用していきたいですね!
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより