【ITニュース】医療分野における3Dプリンタの技術革新とは
以前当ブログでもご紹介している3Dプリンタ技術。
『【ITニュース】3Dプリンタにおける今後の市場は?』
https://www.e-cts.jp/?p=365
(2013年7月19日IT・保守サポートの日誌より)
今後市場が広がっていくことが予想されていましたが、
この半年ほどで更なる技術開発が進み、規模も広がっています。
出荷台数でいうと、2012年は約3万1000台。
2013年においては倍の6万8000台となっており、
3年後には31万5000台と2012年の約10倍の出荷台数が見込まれています。
『急速拡大する世界3Dプリンタ市場、2017年の出荷台数は10倍に~IDC予測』
(2014年1月9日クラウドWatch記事より)
http://bit.ly/1evv9kd
流行に敏感な消費者であるアーリーアダプタ層、
また家電量販店や企業が導入しており、
実際にプリンタで物を制作した経験がある方も
中にはいらっしゃるではないでしょうか。
製造だけでなく今、航空宇宙や教育といった分野でも
活躍しつつある3Dプリンタ。
砂糖菓子が出力されるプリンタ、こちらは色鮮やかなオブジェクトで
「見て楽しむ」「食べて楽しむ」ことが出来そうです。
『3D Systems、プロの菓子シェフが3Dの
砂糖オブジェクトを出力できるプリンタを発表』
(2014年1月9日Techcrunch記事より)
http://bit.ly/1alhlK9
中にはデジタルレシピ集が付属しているので、
作り方に迷うこともなさそうです。
また、コーヒーや紅茶に入れる砂糖が
3Dプリンタから作られたオブジェクトなら、
見た目も合わせてお洒落になりそうですね!
モノクロ出力の価格は5000万ドル(約52万円)ほど。
カラーになると1万ドル(約104万円)にもなるそうです。
2014年の後半には発売される予定なので、年内には
日本でも少しずつ見受けられるようになるかもしれませんね。
そして、食べ物ではなく今後の医療分野において、
3Dプリンタは大きく技術貢献をすることが予想されます。
『医療革新!3Dプリンターで動脈を「立体複製」 佐賀大など開発』
(2014年1月6日SankeiBiz×EX SANKEIEXPRESS記事より)
http://bit.ly/1iXmFbn
患者本人の皮膚などからプリンタを利用して動脈を作製する技術。
自身の細胞からできた動脈なので自己免疫が働き、
細菌の感染を拡大させることがないとされています。
この技術は、人工透析や心臓の冠動脈バイパス手術の
移植などに使用される予定です。
2018年には実用化を目指しているので、
今後医療の現場でお世話になることがあるかもしれません。
3Dプリンタは食分野でも私たちの日常生活に彩りを添え、
ある時には医療の面から身体を守ってくれる。
今は想像できない分野でも市場の一つとして
大きく広がっていくのかもしれませんね!
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより