【保守サポート】LDAP・ディレクトリサービスの概要
本日もITサポートに関する用語を解説してまいります。
既にご存じの方も、まったくサポートのことを知らない方も
わかりやすくご紹介していますので、ぜひ目を通していただけると幸いです。
https://www.e-cts.jp/?p=489
本日ご紹介するのは「LDAP(エルダップ)」について。
LDAPとはLightweight Directory Access Protocolの頭文字をとったもので、
ディレクトリサービスに接続するためのプロトコルです。
ツリー構造で管理し、高度な検索機能をもちます。
情報を容易に追加できる拡張性も特徴のひとつです。
電話帳の構造に似ており、電話番号やメールアドレス、
ユーザーIDやパスワードなどを関連付けるために使用されています。
複数のWindowsもしくはLinuxサーバを利用するとき
ユーザー管理の手間が増えるため、LDAPを用いて
ディレクトリサービスに接続します。
ちなみにLinuxとは、OSの一種で、ネットワーク機能や
セキュリティに優れており非常に安定した基本ソフトウェアです。
必要な機能だけを選びOSを再構築することができたり、
自由に改変・再配布したりすることができます。
また、低性能のコンピュータでも動作が軽く、
ネットワークやセキュリティに優れているとされています。
現在では学術機関を中心に普及していますが、
最近ではデジタル家電などにも組み込まれるなど機器の応用が広がっています。
そして、ディレクトリサービスとは、
ユーザー情報や属性などの資源を一元管理、
検索できるようにしたシステム。
AppleのMacに搭載されている「OpenDirectory」、
MicrosoftのWindows2000以降のサーバー製品に搭載されている
「ActiveDirectory」などがあります。
LDAPはオープンソースで実装されたOpenLDAPも存在します。
改変や再配布が自由で、データや環境の移行が
スムーズに実施することが可能です。
その他「IT保守サポート用語集」では様々な用語をHPに掲載しています。
ブックマークなどに入れて、ぜひご利用下さいね。
https://www.e-cts.jp/?p=489
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本年も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより