【ITニュース】フィッシング被害に合わないための心構えと対策
近頃、個人情報を搾取するフィッシングサイトや
フィッシングメールが出回っています。
メールは皆さまのところに届いている可能性もありますので、
うっかりと個人情報を入力しないよう、十分にお気を付けください。
『フィッシング対策協議会も緊急情報 – 楽天銀行をかたるフィッシングメール』
(2013年12月12日マイナビニュース記事より)
http://news.mynavi.jp/news/2013/12/12/294/index.html
メールの本文には、
—————–
あなたのユーザ番号は使用停止になっているかどうかをチェックしています。
あなたのユーザ番号は合法的であることが保障できるために、
下記のリンクをクリックしてください。
http://~~~・・・
—————–
とあり、URLをクリックすると「楽天銀行」のサイトに類似した
フィッシングサイトが立ち上がります。
そこにはユーザーID、ログインパスワードの入力欄があり
情報を入力してしまうと、それらはサイトを作成した犯人側に
盗まれてしまいます。
上記のメールでなくても、
口座番号やクレジットカード番号などの入力を要求する
フィッシングサイトもありますので、
安易に入力しないよう注意をしてください。
現在これらフィッシングサイト開設し不正に情報を取得した人は
不正アクセス禁止法違反及び商標法違反として
逮捕される事件も実際にありますので、
該当するメールやサイトを見つけた場合は
下記のサイト『フィッシング対策協議会』に報告をお願いします。
フィッシング対策協議会HP
https://www.antiphishing.jp/
フィッシングとは、もともと「釣り」という意味の「fishing」が
語源とされていますが、情報を釣り上げる手法が洗練されていることから
「sophisticated」の「phishing」とつづるようになりました。
では、これらの被害に合わないためには
気を付けるとしても、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
○パスワードを要求するメールに記載されている
URLは安易にクリックしない
金融機関やクレジットカード会社を装い「お客様の情報確認」や
「認証作業」といった内容のメールが届きます。
これらに記載されているURLはクリックしないこと。
お気に入りやブックマーク、あるいは直接URLを入力して
サイトにアクセスしてくださいね。
○ブラウザのカギマークやURLをチェックする
SSL等暗号化送信の証明であるカギマーク。
適応しているページであればアドレスバーの横や右下に表示されています。
またURLで「https://~」で始まっているものも暗号化されていますので、
セキュリティ対策がなされているかを確認することができます。
○常にパソコンを安全な状態にしておく
怪しいメールを受け取った際には警告の表示がされますので、
スパムメール対策ツールを導入しておくことも重要です。
またブラウザは最新の状態にしておくこと、
アップデートの通知がきたら、すぐに対応するようにしておきましょう。
これらを普段から心がけることで、
被害の拡大を減らすことができます。
手口は徐々に巧妙に、かつ複雑になりつつあります。
フィッシングメールやサイトを見つけた場合には、
ぜひ「フィッシング対策協議会」に報告をしていただき、
皆が快適で安全に利用できる、
そんなインターネットにしていきたいですね!
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより