データ・ソフトウェア関連
スクレイピング【scraping】
スクレイピングとはWebサイトから保護されていない公開データを収集する技術のことです。この技術を活用すれば業務の効率化や生産性の向上といったメリットがある一方で、取得したデータの用途によっては違法となるだけでなく、犯罪に利用されるケースもあるあどの問題もあります。
レイヤー【layer】
レイヤーとは、英語では何らかの層を意味する単語ですが、IT分野でも様々なレイヤー構造を表す場合に使われます。ネットワーク領域では機器やソフトウェアの役割やプロトコルにおいて階層構造を表現する際、それぞれの機能階層をレイヤーと呼びます。また、画像処理ソフトなどで画像を重ねる作業階層のことをレイヤーとも呼びます。
アドオン【Add-on】
アドオンとは既存のアプリケーションへ新たな機能を追加するためのプログラム(拡張機能)のことをいいます。例えば、Webブラウザのプラグインと呼ばれる拡張機能プログラムもアドオンです。
ディレクトリ【directory】
ディレクトリとは、ファイルやプログラムなどを保管しておく入れ物(保管場所)のことをいいます。ディレクトリはファイルとディレクトリの両方を保管できるので、ディレクトリの中に別のディレクトリを入れることで階層的にファイルやディレクトリを整理することが可能です。
プラグイン【plug-in】
プラグインとはソフトウェアの機能を拡張するための追加プログラムのことです。ほとんどのプラグインは単体では機能せず、必ずソフトウェアに追加しなければなりません。例えば、ブラウザソフトに特定のプラグイン(Adobe Flash Playerなど)を追加することで動画やゲームが楽しめるようになったりします。
Java【ジャバ】
サン・マイクロ・システム社が開発したコンピュータープログラムのことです。このプログラムの最大の特徴は汎用性の高さにあり、Java仮想マシンが導入されていればどのような設計のシステムでも、同じJavaプログラムを実行させることが可能となっています。
バージョンアップ【version upgrade】
ソフトウェアにおける不具合の修正や処理性能・操作性能の向上のための改定を意味します。欧米では「アップグレード」と呼ぶことが一般的です。些細なバージョンの改定はリリースアップなどと呼ばれることもあります。
グループウェア【groupware】
コンピュータネットワークを活用して情報共有やコミュニケーションを行うソフトウェアです。メールやスケジュール・ワークフローなど多種多様な機能を持ち業務の効率を高め、パソコンやスマートフォンなどの端末からいつでもどこでもリアルタイムに情報を共有することが可能です。
OS【operating system】
Operating Systemの頭文字をとったもので、コンピュータを制御したり全体を管理したりするソフトウェアです。パソコン向けとして広く利用されているのはMicrosoft社「Windows」やApple社の「Mac OS」、サーバー向けとしてはLinuxなどが挙げられます。ユーザーインターフェースはCUIかGUIを採用します。スマートフォンにおいては、Apple社「iOS」またはGoogleが開発した「Android」がOSの主流となっています。
SDN【software defined networking】
Software Defined Networkingの頭文字をとったもので、ソフトウェアによってネットワークの構造や構成、設定などを作成・変更できる技術の総称を表します。ネットワーク仮想化ともよばれており、物理的な制約から離れつつも目的に応じてネットワークを構築することができます。