ゴルフもAIがサポート!企業の生成AIを活用最前線
生成AI技術を活用した多くの新しいデバイスやアプリケーションが市場に登場してきています。また、生成AIに関連する社会的な議論も活発化しているなか、生成AIを上手く活用できている企業とそうでない企業の間で二極化の兆しも見えてきました。
企業における生成AIの活用最新状況
PwCコンサルティングは、生成AIの活用状況や認知などに関する調査「生成AIに関する実態調査2024春」を発表しました。今回の調査で、売上高500億円以上の日本企業に勤める課長以上の従業員912人のうち43%が生成AIを「社内で生成AIを活用中」または「社外に生成AIサービスを提供中」と回答しています。前回調査時の同項目は34%で、9ポイントの増加となりました。
また、生成AIを既に活用している、あるいは具体的な案件を推進中とした回答者に、生成AI活用の効果は当初の期待に対してどうだったかを聞いたところ、「期待通りの効果があった」とした割合は48%でした。期待を大きく上回る成果を上げた」と「期待を下回る結果になった」とで回答が分かれてきており、生成AI活用による成果の二極化の兆しが感じられます。
いずれにしても関心度・推進度が継続して高い水準を維持しており、各社、効果創出に向けた試行錯誤の時期に入っていることが推察される結果となりました。生成AIの活用範囲が広がりを見せており、企業がその潜在能力を効果的に引き出す機会が増えています。同時に、生成AIを取り巻く規制問題もありその扱いには注意が必要です。
『生成AIに関する実態調査2024 春』
(出典:2024年06月17日 PwCコンサルティングより)
ゴルフのラウンドをAIがサポート
ソースネクストは、ゴルフのラウンドをサポートする、ChatGPTを使った対話型AIデバイス「Birdie Talk」(バーディートーク)を8月末に発売すると発表しました。
Birdie Talkは、ゴルフのラウンド中にAIと対話しながら使える小型のデバイスです。主な機能として「プレー中のアドバイス」「グリーンセンターまでの距離計測」「クラブごとの癖を把握」の3つがあります。
例えばプレー中、デバイスに「あごの高いバンカーで目玉状態のときに、何を気を付けるとよい?」と問いかけると「左足に体重をかけ、頭と左膝の位置を変えずに、ボールの手前をしっかり打ち込みましょう」と音声でアドバイスを得ることが可能になります。こうした機能は、米OpenAIのGPTとソースネクストの音声認識技術の組み合わせて実現ししており、ゴルフに関する情報は、東京大学ゴルフ部が監修しているといいます。
また、本体にはGPSを搭載しており、グリーンセンターまでの距離を音声で確認可能。ショットを打った後に「7番アイアン、右」などと使ったクラブやボールの方向を言葉で発することで、ショット傾向を記録して分析データをあらかじめ連携させたスマホアプリに表示できます。
価格は3万9600円(税込み)で、20日午後4時からは、Makuakeで数量限定で最大40%オフとなる先行販売も行っています。アドバイスの内容やコースデータ、最新のゴルフルールは随時アップデートされ、更新料は無料です。
『対話型ゴルフAIデバイス「BirdieTalk(バーディ・トーク)」』
(出典:2024年6月20日 ソースネクスト株式会社より)
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