人々に移動にさらなる革命を「Googleマップ」の新機能
AIによる様々なサービスが登場するなか、GoogleがそんなAIの力を活用する「Google マップ」の新機能を発表しました。いままでも人の移動をサポートしてきた「Google マップ」が、さらなるワクワクを届けてくれそうです。
新機能「Immersive View for Routes」
今年のGoogle I/Oで予告した「Immersive View for routes」(ルート向けイマーシブビュー)が、東京を含む15都市でモバイルアプリで使えるようになると発表しました。
この「Immersive View for routes」は、ストリートビューや航空写真からAIが構築したリアルな立体モデルをGoogleマップ上で確認できる「Immersive View(イマーシブビュー)」をルート案内に応用した機能です。目的地までのルートを立体地図で見ることができるほか、天気や交通状況などのシミュレーションも重ねて表示できます。またタイムスライダーを使えば、時間帯に応じたシミュレーションが反映できるため、雨や渋滞を避けて出発するといったことも可能になるというものです。
さらにGoogleマップの検索枠にGoogleレンズが追加されました。Googleレンズをタップしてスマートフォンのカメラで周囲を映すと、周囲のATM、交通機関の駅、レストラン、コーヒー ショップ、店舗、観光スポット、公園などの情報が表示されます。はじめて行く街を探索したり、周辺の隠れた名所を発見する場合に役立ちます。
ナビゲーション機能も強化
ナビゲーション機能も強化されました。マップ全体の配色を刷新し、近くの建物が現実世界に基づいた表示となります。これにより目的地到着前に自分のいる場所を確認する場合などに、方向を正確に把握しやすくなります。
また、高速道路の出口前で複数の車線変更を要する場合など、素早い判断や車輌の操作が求められる瞬間に役立つよう、車線の詳細情報の表示を改善し、より余裕を持って運転ができるようになります。これらのアップデートは、日本、米国、カナダ、フランス、ドイツを含む 12 か国で今後数か月以内に利用できるようになるとのことです。
近年は電気自動車の普及も進んでおりますが、2018年から提供している電気自動車(EV)の充電ステーション検索機能が改善され、自分の車と互換性があるかどうかが確認できるようになります。また、充電器が最後に使われた日時も確認できるようになるので、故障している可能性を確認するのにも役立ちます。
そのほか、漠然とした検索ワードを入力すると最寄りの関連するスポットが表示されるようになるなど、「Google マップ」はこれからも人々の探索と移動の方法に革命を起こしてくれそうです。
『新しいマップのアップデート:ルートのイマーシブビューやその他の AI 機能』
(出典:2023年10月30日 Google Japan Blogより)
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