【保守サポート】ホットスタンバイとコールドスタンバイ
本日は弊社HP内のコンテンツ
「IT・保守サポート用語集」よりいくつか抜粋してご紹介したいと思います。
「ホットスタンバイ」と「コールドスタンバイ」、
これら2つの言葉の違いをご存じでしょうか。
ホットスタンバイとは、
コンピュータシステムや通信機器などに関して、
同じ構成の本機と予備機を常に同期させながら待機させておくことです。
「ホット」という言葉の通り、
予備機をあたたかい(即時に利用できる)状態にすることで
本機に障害が発生してから、予備機に切り替わる時間が短くなります。
変わって、コールドスタンバイとは
コンピュータシステムや通信機器などに関して、
稼働している本機とともに待機中の予備機を
障害対策として備えておくことです。
実際予備機への切り替えは行われますが、
ホットスタンバイのように常に同期状態にあるわけではないので、
比べてしまうと、即時性に劣る面もあります。
ただし、ホットスタンバイよりコストを大きく下げられます。
どちらも冗長性、対障害性に長けているので、
トラブルが発生しても業務の混乱を比較的抑えることが可能。
一番はトラブルが発生しない事がベストですが
十分に備えておくことは、いつでも大切です。
企業だけでなく、個人単位でもトラブルはよくありますね。
ディスククラッシュは経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外部から衝撃やシステム破損の故障などによって
ファイルの読み書きができなくなることをディスククラッシュと呼びます。
ファイルシステムに破損が生じてしまうと、
データは無事なのに、全てのファイルに
アクセスできなくなるという事態も発生してしまいます。
外部からの衝撃など防げるものは、
意識的に気をつけていたいですね。
また、別の媒体にデータをきちんと保存しておくことも重要です。
そしていつでもリストアをかけられる状態にあれば
安心してPCを利用できる状態でいられます。
リストアは復元・修復・修繕という意味で、
バックアップされたデータを用いて元の状態に戻すことを指します。
システムやハードディスクの動作が
不安定になった場合にもリストアを行います。
データは、消えてしまってからだと手遅れになる場合がほとんどです。
情報やファイルの取り扱いには、
想定できるあらゆる危険を想定し、
いつ何時でも注意を払っておきましょう。
その他、保守サポートに関する用語もこちらで掲載しております。
ぜひご活用いただけると幸いです。
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより