【保守サポート】ハブの種類について(L2スイッチとL3スイッチ)
本日もIT保守サポート用語集の中から
いくつか抜粋して、詳しくご紹介したいと思います。
https://www.e-cts.jp/?p=489
既にご存じの方も、まったくサポートのことを知らない方も
わかりやすくご紹介していますので、ぜひ目を通していただけると幸いです。
今回ご紹介するのは通信・ネットワークの用語について。
まずはハブ。「リピーターハブ」をご紹介します。
こちらはハブの原始的形態で、現在はあまり利用されていないものです。
機能としてネットワーク上においてブリッジとして働くハブの一種ですが、
受信したデータを解析せず、他の端末全てに情報を届けます。
それと対にあるのが「スイッチングハブ」。
こちらもネットワーク上において、ブリッジとして働く中継機器のひとつを意味します。
データの送り先を解析するので必要のある情報だけ届けることができます。
よって、パフォーマンスの低下を防ぎ、
他の機器にデータを送ってしまうことによるセキュリティ問題が発生しないハブともいえます。
スイッチングハブは、「L2スイッチ」とも呼ばれる場合があります。
仕組みとしてはMACアドレスを参照してデータを転送するものを意味します。
ネットワーク層において第2層の情報で判断するためこのように呼ばれます。
スイッチングハブの中のひとつではありますが、比較的大型なものを指します。
もうひとつは「L3スイッチ」。
L2スイッチがネットワーク層において第2層の情報を用いるのと同様に
第3の情報を用いてデータを転送するものです。
IPアドレス、ルーティング機能(BGP,RIPなど)を参照し、
ルーターと機能的に類似しています。
ハブの仕組みも様々あることを理解しておくと、
トラブルや障害が起きた際何か役立つかもしれませんね。
それはハブの話だけではなく、通信やネットワークに関することも同様です。
トラブルはどこで発生したか、なぜ発生したか、
原因を辿っていくことでわかることも沢山あります。
ぜひ参考知識として覚えておきたいものですね。
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今週もお読みいただき、ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより