【ITニュース】デジタル教科書、賛成?反対?
皆様はどのようなツールを使って「学習」「勉強」をしていましたか?
ツールと言われても、勿論一番に使うのは「教科書」ですよね。
そして参考書、または横長のカード状になった単語帳。
学習の仕方、覚え方は人それぞれで、様々です。
顕著にわかれるのは英語。単語や文法など覚え方はそれぞれ。
読んで覚える、書いて覚える、見て覚えるなど・・・。
近頃では、より学習理解を深めるために
デジタル端末での教材を導入する学校が増えています。
タブレット端末やスマートフォンなどの手軽なものを使い、
文部科学省の調査によれば、2013年3月時点で約2割の学校が
デジタル教科書を導入しているといわれています。
今回、教科書会社12社と日立ソリューションズは、
デジタル教科書のプラットフォームを統一した事業
「CoNETS(コネッツ)」をスタート。
閲覧ソフトなどを共同で開発し、2015年4月から順次リリースする事が決まりました。
『教科書会社12社、デジタル教科書の操作性など統一へ 』
(2013年9月6日日本経済新聞記事より)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0602W_W3A900C1000000/
今までのデジタル教科書は、教科書会社がそれぞれ制作している状態で
操作方法が各社によって違うものだったといいます。
そのため教師や生徒が操作に戸惑うことも。
共同で開発するにあたって、操作性を一元化したり
何度も繰り返し解き直す問題集があったり、文字などを書き込んだり
教科書としての機能を向上させるということも目指しています。
発足した「CoNETS」とは、
「Connecting to the Next Education for Teachers and Students」の略。
業界の垣根を越えて、”未来の教育”に向かって一つになる、という想いが込められています。
CoNETS公式サイト
http://www.conets.jp/
音声や映像を鮮やかに演出したり、学習スタイルに合わせて自由自在に指導内容を変更したり。
デジタル教科書を活用することで、紙以上の効果性をもたらすことが可能です。
ただしデジタル教科書には問題点もあります。
書くことや考えることの減少や、一覧性・俯瞰性にかけること、
導入するには莫大なコストもかかってしまいます。
子どもにとってはモニターのバックライトも目に与える負荷が大きいなど、
健康面でも懸念されている事項があります。
まずは2015年春の教科書改訂にあわせ、小学校向けデジタル教科書が登場する予定。
紙面だけでは表現できないような事柄も、デジタルの力を使って
好奇心をくすぐるような学習ができれば良いですよね!
皆様はデジタル教科書、賛成ですか?反対ですか?
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シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより